2005年 12月 16日
あこがれ
OM-1からOM-4に移行して露出を学んだ。金沢に3年5か月もいたというのに、満足な仕事もできずに、役立たずな私は大阪の本社に呼び戻された。再教育だあ~。

当時、創刊されたばかりのカメラ雑誌CAPAは創刊から読んでいたし、アサヒカメラも毎月楽しみにしていた。そのころになると、そこそこ各メーカーのカメラの特徴は雑誌から得る知識であるていど、オタク的なモノになっていたかもしれない。

しかし、カメラに深く興味を持ち始めた小学6年の時に、カメラ店に自転車で通った話を以前に書いたが、その時は集めたカタログを飽きることなく眺め続けていた程度。カメラ雑誌など見たこともないし、インプレッションも各メーカー歴史的な流れも知らないので、ブランドイメージに対して真っ白だった私としては、カメラのデザインが判断基準となった。

とにかくかっこよく見えたのが、キヤノン F1だった。
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ニコンのフラッグシップはF2フォトミックだった時代ではないかと思う。キヤノンのラインナップは、F1を頂点に、EF、FTbという感じだったと記憶している。F1とEFはとにかくかっこよく見えた。

それから、レンズのデザインもなぜかキヤノンのデザインがかっこよく見えた。ニコンのレンズには、絞り値の文字と絞りごとに被写界深度を知らせる線に、水色とかパステル系の色がついていたように記憶している。カメラという精密機械のイメージからすると、非常にポップな感じがしてそれがどうも自分のイメージとしては、軽く感じて受け入れられなかったのだと思う。たいした理由ではないんですけどね、モノ知らない小学生の考えることですから・・・
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オリンパスを使い続けていたが、あるときCAPAの売ります買いますコーナーで、キヤノン NewF1の売り情報を見つけた。しかもモータードライブもセットだったように記憶している。さっそく、往復はがきで連絡を取ったところ、まだ売り先は決まっていなかったので、譲ってもらえることになった。小学校6年のあの日、あこがれ続けていたF1にやっとたどり着いたのは、10年ほどたったある日だった。
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by hunau | 2005-12-16 17:46 | 写真


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