2006年 04月 04日
もしかしたら至上の喜び??
FN開幕戦、今回は決勝日のつらい天候に身をさらして待って待って待って、ある種の修行にちかい状態を経て、それでもやっぱり悟りは開けず、やりきれない気持ちでコースサイドから戻ってきたのも事実。

でも、モータースポーツの写真を撮ってきて、というより写真を撮ることを始めてから考えても、もしかしたら至上の喜びと思える出来事もありました。

土曜日、予選後に全てのスケジュールを終えて、パドックをテクテク歩きIMPUL裏で顔見知りが集まって談笑しているところにたどり着きました。先に書いた、山中湖のイタリアンレストランを教えてくれたブノワ・トレルイエの奥さんメラニーもそこにいました。

山中湖のレストランの話とか、たわいない世間話をしていたら、突然メラニーが、なにか思い出したようで、「おおっ、うえいとっ、ちょっとまってて」と言って、チームのテントの方に走っていって、しばらくして戻ってきたら、手にはバイザーがひとつ。捨てバイザーも全部残っている未使用らしいバイザーです・・・そして、そのバイザーには、ブノワのサインと「LE MANS 2004 #18」の文字が・・・。
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2004年、ブノワはゼッケン18番のペスカローロに乗り、ル・マン24時間に参戦して、4位でフィニッシュしています。私も2004年は、ル・マンに撮影に出かけることが出来たので、その時に撮った写真を何枚かプリントして、2004年のFNシーズン中にプレゼントしたことがありました。
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2人は、ル・マンの写真では、私がプレゼントした写真が気に入ったようで、メラニーは「イチバン、ナンバー・ワンです。サンライズの写真とてもキレイ。大好きです」と言ってくれました。
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昨年、トレルイエ夫妻は御殿場から東京都内に引っ越したのできっと荷物の整理をしていたんでしょうかねぇ、その時にルマンの時のバイザーが出てきたのかもしれません。もしかしたら、いらないから捨ててしまうんだったのかもしれないけど、それをみつけて「これは、プレゼントしなきゃ」って思ってくれたみたいで、バイザーにサインをして、わざわざ持ってきてくれたようです。その気持ちがなにより、嬉しいではないですか。

自分が撮った写真を気に入ってくれて、それに対して予想もしていなかったプレゼントをもらうなんて、こんなに嬉しいことは、他に想像できません。

撮られた側から「写真が気に入ったんだよ」と、ストレートに言ってもらえることは、写真を撮る身としてこれ以上の喜びなど存在しない、少なくとも私はそう信じてやまないのです。
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by hunau | 2006-04-04 03:57 | 写真


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