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2006年 11月 15日
紫煙よ・・・そなたは・・
大阪でも歩きタバコを規制するという動きがあります。

歩きたばこ禁止、違反は1000円 大阪市が条例提案へ

考えてみれば、歩きながらタバコを吸うということ自体、お上から規制されてどうこうというレベルの行為ではないようにも思いますが、現実はなかなか・・・。

タバコを吸わない私は、吸わない身で良かったと思うことがあります。

それは、私は無頓着な部分があり、それは無神経につながり、気配りが足りない人間だという面があるからで、そんな私がタバコを吸う人間だったらきっと、どこでもここでもタバコを吸うという行為に走るに違いないからです。

タバコを吸う人が「損」をしているのは、タバコを吸うという行為で自分の内面を見せてしまう行為につながってしまっていることではないかと思うことが有ります。

タバコを吸う人全てが、無神経で自分勝手な人間であるわけではないのは、当たり前なのですが、「どこでも自分が吸いたいと思った瞬間に火をつけてしまう」、無意識にこういう行動に出るというのは、吸わない私からみれば、失礼ながら「無神経なヤツ」と感じることもあるし、その場面によっては、「こいつは頭が悪い」と思うこともあるくらいです。

吸っていいか悪いか判断できない・・・それは、人間としてどうよ・・って、言われしまうし。
我慢できない・・・・それは、自己制御できない弱い人間と言われてしまう。

タバコを吸うという行為によって、そんな、自分の内面をさらけ出しているかもしれない、タバコを吸わない人は、同じような自分の内面を持っていても、それを他人に知られる、感じさせる要素がひとつ少ないわけですね・・・・へへへっ、ラッキー。

タバコには、歴史も文化もあるはずなので、それをぶっ潰しているのは、やはり吸う人のマナー以外にはないでしょう。

別観点で、タバコは、健康に悪い。

そばに居る人に対しての煙の健康被害についてもよく言われますが、私も近くでタバコを吸われるも好きではないし、それどころかタバコを吸った直後には、近くに来て欲しいくないくらい、あの匂いが嫌いです。電車で隣に、「さっきまで吸ってました」みたいな人が座ると、耐えられないですね・・・

がん死の原因、男性たばこ4割 厚労省

なんてのが、今日の新聞にも出ていましたが、「いまさら」と言う反応が大半でしょうか??

特に吸いつづけている人は、「いまさらやめても、もう何年も吸いつづけてるし」みたいな話になりますし、「痛い思いをするのは自分だから」みたな事も言いますが、それはどうでしょう??

タバコで健康を害して、体を壊した場合に、ぽっくりと楽ちんに死ねるような症状になるでしょうか???長患いして、病院生活で苦しんだ挙句に、他界するというケースも考えられます。

そんな時に、ひとりぽっちで過ごせるのでしょうか・・・「痛い思いをするのは自分だから」って、自分からそう言っても、看病したり、その苦しんでいる姿を見つづけていなければならない周りにいる家族や友人は、とてもつらい思いをするわけですね・・・本当にひとりぼっちなら別ですが、愛する人が居るなら、いまからでもやめて見ても遅くないのではないでしょうか。

タバコをやめる理由は、自分のためだけではなく、結果的に大切な人のためでも有ると思うのです。

タバコをやめるのに、「禁煙」という言葉は、なにか違っています。

禁酒、禁欲とか「禁」ってつけると、「がまんしてます」みたいな印象を与えます。

「ここは、禁煙です」という場所で、「しゃあないなあ、がまんしたろか」と、吸わずにがまんするのと、根本的にタバコをやめるというのは大きく違います。

やめるなら「断絶する」という意志をこめて、「断煙」とか「絶煙」とかのほうがぴったりする気がします。

私は自分がタバコを吸わないし、タバコの煙も大嫌いだから、声を大にしてタバコの麻薬指定でもなんでもいいから、撲滅したいと言い切れますが、愛好者にはつらいご時世です。

そもそも、昔はそんなにタバコの煙が煙くて仕方ないほど、みんなどこでもここでもタバコを吸っていなかったように思うのは、私の記憶違いなのでしょうか・・・

by hunau | 2006-11-15 01:03 | 日常


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