「方言」などと、いうとなんだか、マイナスイメージのモノのように聞こえたりしますが、私は「方言」が大好きです。
もちろん、関西弁も「方言」ですから、大好きですが、いろんなところに行くとその土地、土地の言葉を耳にして「ああっ、○○に来てるんやなあ」と、感じてうれしくなります。
それを覚えるのも好きです。
名古屋の方も強烈に個性のある言葉で生活圏を形作っています。
名古屋弁でなんというか優雅さというか、しゃれてるというか、そんな感じがしたのが
「やっとかめだねぇ」
と、いう言葉。漢字で書くと「八十日目だねぇ」となるそうです。
意味は「ひさしぶりだねぇ」です。
「あれからもう80日も会ってないよ~」って、ところですね。なんとも、しゃれてますよね。
関西弁と呼んでひとくくりにしてしまいますが、神戸、大阪、京都で言葉は随分違います。
大阪でも北と南でかなり違いますしね。
関西弁の三都の違いを「は行」にたとえた人がいましたっけ・・・・
ハイカラでポップな雰囲気の神戸は 「ぱぴぷぺぽ」
雅な雰囲気をかもし出すはんなりした京都は 「はひふへほ」
そして、パワフルでどたばたしてそうな大阪は 「ばびぶべぼ」
と、言うわけです。
某中部地区に住む知り合いのblogで読んだところによると、中部地区のTVで関西特集を見て「しゅっと、してはる」という言葉にピンとこなかったとか・・・
「しゅっとしてる」は、すっきりしているとか、スマートとか、まあいい意味合いで使うことが多いですね。
この言葉の対極は、「もっさり」とか「もさっと」でしょうかね。
「あああっ、もっさりしてるわっ~。もうちょっと、しゅっとでけへんのかいな」
そんな使い方でしょうか・・・。