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2008年 02月 24日
ロス・タイム・ライフ
さて・・・たまにTVドラマにはまる私ですが・・・前回の話題は「モップガール」でしたっけ、それ
とも「のだめカンタービレ」でしたけっ??。

「モップガール」が放送された「朝日」系の金曜深夜枠の番組にけっこう良いのが
あることが多いのですが、今回は、土曜日の23時過ぎという時間帯で「フジ」系です。

「フジ」も黙ってられないぞっと・・・そういう、感じでしょうか。

またまた、第一話から見てしまったのですが・・・昨夜で第四話でした。

スポーツの中継では、当然の手法ではあるのですが、それをドラマでやってしまうナンセンスさ
なのですが、内容がものすごくシビアであるのに、そのギャップがそれを忘れさせる。

この番組では、必ず冒頭に主人公が死亡する事態が提示されます。

ロス・タイム・ライフ

それは、その人が死ぬ直前に与えられた、人生のロスタイム。

サッカーのように規定の試合時間を終了したあとに、試合中にロスした時間を計算して数分付
け加えられるロスタイムと同様に、人生最後の瞬間を迎える直前にロスタイムが提示されます。

内容に関しては、こまごまと書きませんが・・・

まず、死亡する直前に時がとまり、突然どこからともなく、タイムボードを持ったタイムキーバー
と、サッカーの審判のユニホームを着た主審と線審二人が現れます。タイムボードには、その
人に残されたロスタイムがすでに表示されています。第四話の場合は「4:44」と表示されてい
ました。4時間44分が残された時間です。そして、審判たちが登場した瞬間から解説と実況の
音声がくわわり、サッカーの試合の中継と同じような放送形態に変更されます。

タイムキーパーと審判計4人がつねに主人公につきまとうのですが、彼らは一切言葉を発しま
せん。主審はホイッスル、線審はフラッグで、タイムキーバーはひたすらタイムボードを頭の上
に掲げています。シーンによっては、黒子もでできます。

また、ストーリー中に決定的なプレーが繰り出された場合は、VTRでスロー再現されるという方
式もサッカー中継を踏襲しています。

審判ら4人は、主人公にしか見えない存在です。主人公がさまざまなシーンを演じている、その
後ろで細かい演技をしているところが見逃せないのです。

また、主人公がルールを逸脱した行為をしそうになると、主審が征して場合によってはイエロー
カードを提示します。四話目までに、まだレッドカードは登場していません。これから、登場する
かもしれません。

昨夜の第四話では、初の「延長戦」が登場しました。

まだまだ、続きそうな感じです・・・死がテーマになっているだけに、とてもシビアな状況も表現さ
れていて、考えさせられることも多い内容で、見た後に力をもらったような、そんな気持ちになれ
る番組です。

by hunau | 2008-02-24 19:52 | 日常


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