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2005年 10月 13日
悔しかった
珍しく、写真なしで文章をつらつら書いてみようと思い、書き始めていますが、今回私はF1には行かないつもりでいたのだけど、自分も「行きたい」と言う気持ちが心の隅っこのほうで小さなくすぶりとして残っていたところに、相棒が「行きたい」と積極的に言うので、それじゃあと、同僚に無理を頼んでローテーション勤務を交代してもらい、なんとか日程を作っていくことにした。でも、決勝の10日ほど前に行けることが確定して、どたばたで指定席券など手配。あわただしく、乗り込んだ鈴鹿でした。

国内レースでは、通いなれた鈴鹿もF1の時は、まさに別のサーキットに変貌している。私の場合、もちろん気持ちはあっても、佐藤琢磨選手を見に行くことがすべてではないので、今回の結果に対して、特に残念という強い気持ちはなく、それよりも隠れアイスマン好きとしては、終盤の鬼神の追い上げに鳥肌がたち、最終ラップの大逆転を現場で感じられたことで、大満足のグランプリとなったのが本音かもしれない。

なので、表題の「悔しかった」には、まったくレースの結果には関係ない別のところにある。

まず、この華やかな世界、F1だとどうしてこんなにも盲目的(個人的にそう感じる部分がある)に人が集まってしまうのだろう。確かに世界最高峰のイベントを繰り広げるF1サーカスの一座は年に一度しかやってこないし、役者もそりゃもう超一流であるのは、間違いないのだけど、モータースポーツとして、国内のフォーミュラレースにももっと興味を持ってもらえないものなのだろうか。FDはこのF1のサポートレースで開催されているので、見た人もいるかもしれないけど、多くのお客さんは、サポートレースの時はスタンドに居なくて、買い物とかしている場合も多いみたい。

もっと、国内レースに興味持って欲しい、そういう意味での「悔しかった」というのがひとつ。
悔しかった_c0009443_2162267.jpg

もうひとつは、自分の写真。いつもより撮影条件は悪い、人が多いし撮影場所も限られるしアングルの制限も多々ある。納得できた写真が撮れたわけではないにしても、出来上がった写真を見ていると、F1というモノの存在自体にオーラを感じてしまっている自分がいる。「なにくそ、フォーミュラ・ニッポンでも、美しく素晴らしい写真が撮れるはずだ」といつも思っているし、それを目標に取り組んで来たはずなのに、この挫折感・・・・「悔しい」

今月は、もてぎでのFN第8戦がある。是が非でもここで、この悔しさを跳ね返して、納得行くフォーミュラ・ニッポンの写真を撮らねば・・・。

そして、来月末の最終戦では、F1と同じ舞台である鈴鹿でリターンマッチが待っている。

by hunau | 2005-10-13 20:22 | モータースポーツ


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