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2006年 07月 16日
欲しいのは・・・・
実は、私はライカに拒絶反応を持っていたと言っても過言ではないと思うし、近年やっと使うようになったコンタックス(ツァイス)に対しても同じような感覚を持っていままで、機材を選んできたように思う。

それは、失礼な表現であるかもしれませんが、ライカもツァイスもある種の宗教を思わせる「盲目的な信者」が存在していると、感じることに起因しているのだと思います。異教徒を受け入れない、純粋主義というのは、やはり脅威を抱く存在です。

特にライカのレンズに関しては、疑心が強かった・・・・いや、今もって一本も所有していなのだから、ライカのレンズについて語る資格は、まったく持ち合わせていないのだけど・・・

ただ、Lマウント、Mマウントが使えるレンジファインダーカメラを使うようになって、最新の一眼レフでは、当然のようなマウントの縛りから解き放たれた開放感は、想像以上に気持ちよくて、なるほど、「レンズ選びの楽しさはここにあったか」って感じですね。

素晴らしいカメラ、レンズの存在。自分の写真を表現するためには、このレンズでなければダメなんだあ~って気持ちがあっても当然のこと。

それを踏まえて、やっぱり必要なのは、自分にあった描写、明るさ、焦点距離などを知り選ぶこと。ブランドではないはず。結果的に、求めた性能をそなえたレンズがライカだった、ツァイスだった、フォクトレンダーだった、キヤノンのLレンズだったなどなど、いろいろあるはず。

レンズを語るのも楽しくて時間を忘れる要素ですが、そのレンズでどんな写真を撮るか、そっちもとても重要なこと。

良いレンズで、素晴らしい描写は得られたとしても、素晴らしい写真が撮れるかは、別の話ですからね、せっかく良いレンズに出会ったなら、レンズの素性を生かした写真を得られるような撮影をしたい。

そして、やまほどある選択可能なレンズたちの中から、「おまえで撮りたいんだ」と思わせてくれるレンズと出会いたい。
欲しいのは・・・・_c0009443_1243777.jpg


by hunau | 2006-07-16 03:27 | カメラ・レンズなど


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