カメラに興味を持ちだして、しばらくして知識がある程度入ってきたろころ知るのがレンズの明るさ。その中でもF1.2というのは、私の時代では、憧れの対象でした。
しかし、世にはもっと明るいレンズが存在しているのも事実ですが、それは数えるほどしかありません。
CANON 7用の50mm f0.95というレンズが一番明るいレンズと聞いています。そして、ここでもよく登場する言葉ですが、ライカのノクチルックスが50mm F1.0、ズノー50mm f1.1などがレンジファインダー用のレンズとして有名でしょうか。
一眼レフ用ではCANON EF 50mmにもF1.0があります。
でも、これらのレンズは極端に高価なので、今の私には手がでません。
そんなこんなで、私が狙ったのがF1.2クラスの50mmレンズなんですが、実はこれもそうそう安いものはなくて、R-D1で使えるF1.2 50mmレンズの種類も限られてまして、というか、実はf1.2のレンズの方が種類は少ないのかも???
最初に狙ったのが、今は本当に会社が影も形もなくなってしまったコニカのヘキサノン50mm f1.2なのですが、比較的新しい部類のレンズなのですが、10万円以上するのがほとんどで、見送っていました。次に目をつけたのが、キヤノンのLマウントの50mm f1.2。これは発売が1956年だそうで、当然古いものですから、状態の良いモノを手にするのは意外と難しい。
今回、オークションで見つけたのは、「傷あり」と堂々と書いてある「ジャンク(くず)」扱いのCANON LENS 50mm f=1.2でしたが、「実用は可能」と書いてあったので、だめもとで落としてみました。
本日、届きました・・・・これが届くのを待っていたので、地下深いイタリアンレストランでランチを食べる時間がなくなってしまいました。
(同僚がLeica M4を持ってきたので、それにつけて、そのM4についていたズミクロン50mmF2.0をR-D1につけて撮ってみました。トリミングしてます。)
これが届く予定があったので、余計にピント調整をしっかりしておきたかったんです。せっかくの開放値で撮影してピントがうまく取れなかったら、レンズの状態の判断ができなくて悲しいですし、謎の組織「開放同盟」としては、開放を楽しまなくちゃ、明るいレンズを手に入れた意味がないってわけです。
でっ、さっそく試写しました。
↑CANON LENS 50mm f=1.2 f1.2で撮影。(クリックで大きな画像)
↑CANON LENS 50mm f=1.2 f2.0で撮影。(クリックで大きな画像)