えらそうに能書きたれる資格はないのですが・・・
本当に、本当に日本のお客さんは我慢強い・・・えらいっ、素晴らしい。
去年のFN開幕戦も似たような天気で、結局レースはセーフティー・カー先導で数周しただけで
打ち切られてしまいましたが、最終的に中止が決まるまで何時間もずっと雨に打たれて待ち
続けていました。
富士に限らず、鈴鹿でもそうですが、サーキットという場所は雨が降ると、雨から逃がれること
のできる場所は、本当に限られてしまいます。そして、自由には入れない場所であることが多い。
国内レスーでもそうですが、10万人を超える人数が訪れるF1では、なおのこと我慢しか方法が
ないのが現実です。
今回は、雨という要素があり余計に苦行のような観戦環境になってしまいましたが、バスでの来場、
帰宅にも様々なトラブルがあり、さらに
報道されているところによると、仮設スタンド指定席の一
部でコースが見えないという不備もあり、指定席料金分の全面払い戻しを本日午前決めたとか。
指定料金は、50000円。その数7000席分で、
3億5000千万円の払い戻しだそうです。
さらに、シャトルバスが遅れて
決勝に間に合わなかった方が85人確認されているとか、この方
たちには、観戦費用、交通費、宿泊費用などを賠償することになったそうです。
しかし、そんな困難だらけの観戦であっても、レースの終盤のすさまじいバトルを現地で見る
ことができた方たちは、幸せだったかもしれませんね。どんな苦労をしても、今見たレースの
内容を仲間と嬉々と話しながら帰宅につくことができれば、疲れも吹っ飛ぶというものです。
さすが、世界最高峰のF1サーカス一座。